映画「イースタン・プロミス」…血のイメージの漂うハードボイルド

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この作品、かなり強引にジャンル分けをするとすれば「ゴッドファーザー」や「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」などと同じくギャング物のカテゴリーに属するものですが、ロンドンを舞台に設定する事によって、かなり異色の肌触りのギャング映画に仕上がっていると思います。
というのも、イギリスはアメリカと違いまだまだ銃が社会に浸透してはいないので、抗争や報復の手段として刃物を使わざるを得ず、カミソリやナイフを使用したかなり生々しい殺人シーンが、より映画のバイオレンス度を高める結果になっているからです。 BULK HOMME体験レビューを見てほしいです。
しかも、そもそもがホラー映画の監督クローネンバーグらしくカミソリで喉元を切り裂くシーンなど、バイオレンスをかなりリアルに見せるというサービスを実施してしまったために、R-18(18歳未満鑑賞不可)の指定を受ける結果になってしまいました。
とにかく全編通して血のイメージの漂う作品で、ロシアンマフィアのボスが経営するロシア料理レストランの内装の赤い絨毯までもが何やらいかがわしく感じられるほど。
そして、この映画の最大の見せ場は、ビゴ・モーテンセン演じる主人公のニコライがサウナで全裸でいるところを暴漢に襲われるシーン…
これはかなりコワい。
なにせ、武器や衣類など身を守るものが一切ない状態で、しかも突然の不意打ちを受ける訳ですから…。

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